操作説明[2: ボードの読み書き]

■ 《 1: ボードを読む BREAD 》

指定のボードを読みます。ボード番号を聞いてきますから、読みたいボード番号を入力して下さい。
コマンドラインの場合には「.」か「?」でボードリストが表示されます。
ボード番号に「A~O」が使われている場合はボードグループとなっており、「?」ではグループ名だけしか表示されません。
表示されているアルファベットを入力することにより、グループ内のボードが表示されます。
ボード数が多くなり表示量が増えることを避けるために多少ややこしくなっています。

ボードの読み方は[リード・サブコマンド]で説明します。

■ 《 2: ボードに書く BWRITE 》

指定のボードにメッセージを書きます。ボードの選択については「1:ボードを読む(BREAD)」と同じです。
ボードへの書き方については[ライト・サブコマンド]で説明します。

■ 《 3: バイナリ・バッチ転送 BATCH 》

バイナリボードでバッチ設定したファイルを一括ダウンロードします。プロトコルはYMODEMもしくはYMODEM-gのみです。
バッチ設定されていない場合にはこのコマンドは実行することはできません。バッチ設定の方法は[リード・サブコマンド]で説明します。

「Y」でバッチ転送開始します。「O」で転送終了後、自動的に回線を切ります。また「D」でバッチリストから特定のファイルを消します。
コマンドラインモードでは、「BATCH O」や「BATCH Y」とすることで直接転送モードになります。

■ 《 4: 読み込みボードの設定 BSET 》

全ボードを連続で読むコマンドを実行する際に、読み出す対象となるボードを設定します。
全てのボードを設定し直しますので、特定のボードだけ変更する場合には[リード・サブコマンド]を参照して下さい。

■ 《 5: 全ボードの新メッセージを読む RALL 》

「4:読み込みボードの設定(BSET)」で設定したボードの新しいメッセージを全て読み出します。
一つのメッセージ毎にリード・サブコマンドの入力状態になりますので、メッセージに対するリプライが入れ易くなります。

■ 《 6: 全ボードの新メッセージを連続で読む RNALL 》

「5:全ボードの新メッセージを読む(RALL)」はメッセージ毎に停止するのに対し、キー入力待ち無しで連続して読み出します。
ただし、メールについては削除するかしないかのキー入力待ちは行います。

コマンドラインモードでは「RNALL N」とすることで、メールを削除せずに読み出します。
また「RNALL Y」で削除しながら読み出すことになります。

■ 《 7: 全てのボードのポインタを移動する PMOVE 》

読み出しポインタを強制的に、指定の日時やラストログインの日時、メッセージの先頭や最終位置に移動します。
全てのメッセージを読んだことにしたい場合や、昔のメッセージを連続して読みたい場合に設定して下さい。

■ 《 8: 拡張コマンド EXCOM 》

これについては各拡張コマンドのマニュアルをご覧下さい。